働く外国人へインタビュー(Vol.1)

 

大田区で働こう!!
Ota City Navigationを見ている 外国人の皆さんに、大田区で働くことの 魅力を知ってもらうため、大田区内で働く外国人を ご紹介します。第1弾は、大田区の 地域密着型不動産コンサル会社のミノラス不動産で 働くベトナ ム人のお二人を ご紹介します。日本そして 大田区で働く魅力とは・・?

自己紹介

—–自己紹介をお願いします。

グエン・ティ・ラインと申します。ベトナムのバクニン省出身です。バクニン省は、ハノイの隣にあります。工業団地で、ベトナムと日本の会社や工場が集まってる場所です。(以降、●ライン:と表記)

 

 

 

はい、私はグエン ティ トゥ フォンと申します。出身はハナム省で、ハノイから、バスで一時間半ぐらいですね。田舎で米作りをしている場所です。
(以降★ フォン:と表記)

 

 

 

—–日本にはいつ来ましたか?

●ライン: 2020年の 12月末に来て、いま 1年3ヶ月ほどです。

 

★ フォン: ラインさんとは ベトナムでの採用面接で 知り合いました。 そして内定をもらったので 一緒に同じ飛行機に 乗ってきました。コ ロナ禍で、羽田空港に到着したときは 人がほとんどいない状態でした。

 

 

—–日本に興味を持ったきっかけは?

●ライン: 日本語専攻として大学に進学しました。理由は 日本の漫画が好きだからです特にサッカー漫画の「Jindo(かっとび一斗)」が好き!

★ フォン: 私も大学では 英語以外の新しい言語 に チャレンジしたいと思い、また働くのを 視野にいれて、日本語の通訳・翻訳を専攻としました。あとは、日本とベトナムの文化が似ているじゃないですか。箸を使うとか米作りの文化とか。そこが好きです。

 

現在の仕事について

—–不動産会社を選んだ理由は?

●ライン:やっぱり最初は日本で働きたいという思いがあり、現地採用募集中の会社をいくつかピックアップして、この会社を見つけました。日本に行く前に他の先輩たちから、日本人の会社は人間関係が難しいという噂を聞いて・・・(笑) これが会社を選ぶときに重要だなと思っていました。今の会社の説明会に参加し、雰囲気がいいなと感じたので応募しました!

あとはかわいいお部屋作りも好きなので、外国人が日本に来て、いい部屋を見つけるのをサポートしたいなと思いました。

★フォン:私は人と話すことが好きで、日本で不動産業界が人気と聞き、この分野で自分の長所を活かしたい思い、応募しました。あとあのミノラス不動産のホームページは緑の色はいっぱいありますね。私は自然が大好きなので、環境を大切にしている会社と思い応募しました。

 

—–お仕事は どんなことをしていますか?

●ライン:主な仕事は 外国人のサポートです。 まずは、シェアハウス。何点か募集を出して、問い合わせがあれば、対応。お客様の部屋が決まったら、その後のご案内や立会い。また、シェアハウスには日本人と外国人が両方住んでいます。外国人だと、ヨーロッパ系の方もいるし、中国人・ベトナム人、最近はインドネシア人などアジアの方が、増えています。

シェアハウスに一緒に住むと文化の違いから 問題が出ることもあります。お互いに 理解してもらうように 私たちが仲介に入ることもあります。皆さんにうちの物件を好きになってもらうように頑張っています!

★ フォン:そのほかにも 外国人が住む 賃貸物件を増やすため、オーナーさんの外国人へ の理解を深めたいと思っています。例えば、ベトナムの方が入居した際は、入居中なにかトラブルやクレームがあった場合でも、わたしたちだったら、そのサポートができます。

あとは、日本語学校に営業にも行っています。先日は留学生にごみの捨て方などの日本のマナーやルールの説明をしました。

 

—–お仕事で大変なことはどんなことですか?

●ライン: まずは言語の壁です。初めて日本人のお客様を案内したとき、なかなか日本語が出てこなくて、きちんと説明するのに時間がかかりました。また、オーナーさんへ、外国の方に入居していただくための条件を交渉しに行ったときも、自分の言語の問題で、オーナーさんが納得してくれないこともありました。

 

★フォン:私も最初はビジネス日本語が難しく、ちょっと曖昧な日本語の表現を使うと、よく勘違いさせてしまうので気をつけています。

あと地理がちょっと苦手なので、路線とか周辺の環境はなかなか覚えられないです。。

あと車です。不動産会社に入ると、車がないと不便です。ベトナムで元々免許を取ったんですが、日本での免許切り替えの試験があって、2回受けたんですが、落ちましたので、一番今心配なことです。

 

これからのこと

—–今後やりたいことは?

●ライン: 外国人が住みやすい環境を作りたいです。言語の壁もあるんですが、不動産の契約とか説明で皆さん困ってると思いますので、それはできる限り多言語で対応できるものを作りたいです。

あとは外国人が最近日本での部屋を借りるときはすごく難しく、せっかく部屋がいいと思っても、結局オーナーさんが外国人駄目って言われて、困ってますね。外国人OKの物件を、何とか増やしたいなと思います

個人の生活ならもっと旅行したいなと思います。日本だけの生活じゃなくて、ちょっと韓国も行きたいなとか。

 

★フォン: わたしは外国人向けのコミュニティが大田区にあればいいなと思います。これから大田区に住む方や旅行する方を、ツールやコミュニティでオンラインで繋がれたらと思います。そしてコロナが落ち着いたら活動を一緒にしたりしたいです。

個人だといろんなボランティアしたいです。前はマラソンのボランティアをしました。あと旅行も行きたいです。

 

※本記事は2022年4月 国際都市おおた協会 職員によるインタビューをもとに作成されたものです。

 

 

 

 

 

一般財団法人 国際都市おおた協会
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